アンダーカウル作成 (Apr/'08)

フロントの下面は影響あるだろうなぁ←いろいろ読んだ自動車系空力の本より。と思っててやりたかったから、やってみただけのレポート。 それとラジエター開口部周辺の整流ももっと良くして、下面+開口部周りでドラッグとリフトを減らしたいのが目的。 最初に言っちゃうとだけど、、、でも計測出来ないと面白くないのよね。この手のは。 自分としては、計測せずともこれは明らかに良くなると踏んでの製作だっただけに、なんかしら計測してみたかったけど その計測が危険なやつか、金が掛かるのしか思いつかず結局作りっぱなしだった。

実際作るのは、バンパー下面を全部覆うパネルと、開口部の断面を覆うパネル(入った空気を出来るだけ まっすぐ冷却系コアにあてる・余計なところに空気を入れない←大事)

材料は、ドライカーボン!とか使えればまた違うんだろうけど、こんな面積のはt=1mmでも7〜8万するっぽいのでアクリルで。

そこらのホームセンターでアクリル板を買ってきた。t=2だったかな。多分4千円くらい。

この写真は、バンパー(というか、フロントスポイラ)で型とって線引いてPカッターで切ったところ。

なんとなく、スポイラに合わせてみる。邪魔くさいのに、わざわざバンパーとスポイラをつなげた状態なのは、スポイラが ペラペラで剛性ないせいで、車から外すと寸法全然でないから。なので、あらかじめ車からバンパー・スポイラ外す前に 自然な状態でいくつかアイマークを付けとくとそんなにずれない。

大体OKだから、次へ進む。

いくらなんでも、この面積をアクリルだけじゃ保てないので骨を入れる。

アルミのアングル(t=1.5 30*30くらい)を入れた。それでも落ちるだろうということで、 手前側はフロントサスメンバーに止めるつもりで考える。

寸法出しやら面倒だけど、これみたいにバンパー・スポイラから吊り降ろすんじゃなくて、車体からしっかりしたステーを出して そこにフロアパネルをつけるほうがいいと思うね。バンパー・スポイラを無駄にゴツくする必要もないし、それぞれの取り外しも簡単。 とか言いながら、この時は吊り降ろしちゃったけど、一度これを作った後にもう1度作るって言うならある程度寸法も位置関係も わかってるから、車体側に止めるのも作りやすいだろうと思う。

アップ過ぎてわかんないかもしれないけど、これはバンパーの開口部。

導風板を付ける為に、アルミのアングルを適当に切って・曲げてステーを作って、スポイラ側に土台を作る。

さっきのステー。導風板は面積も少ない分、大した重さじゃないので3箇所土台を作って終わり。

 

そして、さっきの開口部に入る導風板。こればっかりは面倒だけど、車体側をチマチマ図ってきて現物に合うように作る。

アンダーカウルも導風板も付いた、バンパー・スポイラ。ちょっと重いぞ。

装着状態

導風板ぴったり。反対側もぴったり。ちなみに、オイルクーラーは元々トラストオイルクーラーなんだけど、ステーは作り直して エアコンコンデンサーやらがなくなった分、出来るだけ奥に配置してる。コア同士が近いほうが風が乱れないで抜けるだろうってのと、 万が一バンパーを当てた時に簡単にオイル系がダメにならないように。トラストの取り説道理つけると、かなり軽い当て方でも なんかのステーがオイルクーラーコアに当たっちゃう感じだったから。

導風板、前から。

写真だとイマイチなんだかなぁ〜なんだけど、実物はいい感じだった。前は、この板なくてスポイラの内側丸見えでダサかったし 見るからに性能悪そうな張りぼてにしか見えなかったからね。

で結果だけど、最初に書いたようにちゃんとした計測の手段がないから、ドラッグだとかリフトに関しては なんも確認できてないからわかんない。ただ、水温・油温なんかはとても冷える様になった。

自分のは、元々温度はかなり安定してて困ったことはないんだけど、仮に困ってたとしたら オイルクーラー取り付け→冷えない→段数アップ!なんてやるまえに、こういう基本的な事をやるべきだなと改めて思った。